Corning Elplasiaマイクロプレートなどの特殊な3D細胞培養プレートを使用すると、ダウンストリームアプリケーションのための均一な3D培養を再現性良く増殖することができます。VIAFLO 96/384ハンドヘルド電動ピペットは、このような培養とその他すべでの3D細胞スクリーニングアプリケーションに最適なリキッドハンドリングソリューションです。この手軽な価格で、幅広い用途に対応した使いやすいソリューションは、設置面積が小さいため、煩雑もしくは混雑したラボやラミナーフローキャビネットでの使用に最適です。交換可能なピペティングヘッドは、24～1536ウェルフォーマットで、0.5～1250 µlの容量範囲のアッセイに対応できる柔軟性を備えており、操作エラーやユーザー間でのばらつきを抑えるため事前にプログラムすることができます。

検証済みのプロトコル

Corningは、VIAFLO 96/384を使用して、HT‐29/GFP、HepG2およびA549細胞株の細胞播種、培地交換、洗浄ステップを実行する96ウェルElplasiaプレートのプロトコルを開発および検証しました。Elplasiaのワークフローにとって極めて重要なのは、VIAFLO 96/384はプログラミングが簡単で、分注のための正確な高さと吸引・分注の速度を正確に調節することができるため、デリケートな細胞スフェロイドの損傷を回避し、高速で正確、かつ厳密なマルチチャンネルピペティングにより各ウェルのプレートに再現性のある液体の移動を確実に行うことです。プレートごとに均一な条件下で最大数千のスフェロイドを生成および培養できるため、完全自動リキッドハンドリングロボットの数分の1のコストでスループットが向上します。

最小限のスフェロイド損失

VIAFLO 96/384を使用した検証済みのプロトコルでは、CVが10%未満で、スフェロイドサイズのばらつきは低くなりました。VIAFLO 96/384で複数の洗浄ステップを実行することにより、スフェロイドの損失が最小限に抑えられ、スフェロイドの95%以上がElplasiaプレート内に保持されます。さらに、最適化と検証を追加することで、将来はさらに多くの細胞タイプと密度にプロトコルを適用することができます。

予算が原因で、3D細胞の培養結果に支障をきたすことはありません

VIAFLO 96/384は、迅速かつ正確なプレート充填を提供することにより、スループットを向上させ、大量の創薬プログラムの要求を満たし、コンパクトでお手頃な価格のパッケージで提供します。VIAFLO 96/384はハイスループット3D細胞培養アプリケーションの理想的なパートナーであり、化合物と試薬を正確に添加できるだけでなく、迅速な細胞播種、媒質交換、およびサンプル移動を可能にします。

VIAFLO 96/384は、3D細胞スクリーニングアプリケーションに多くの利益をもたらします。

• 設置面積が小さく、細胞培養アプリケーションのためのラミナーフローキャビネットに完全にフィットします
• 交換可能なピペティングヘッドは24～1536ウェルフォーマット、および0.5～1250 µlの容量範囲のアッセイに対応する柔軟性を提供します
• 全チャンネルに同時に充填するため、マイクロプレート全体で再現性の高い均一なスフェロイド生成を確実に行うことができます
• 従来の手動マルチチャンネルピペットに比べて、プレート充填速度が改善されています。
• 8チャンネルピペットと比較して、384ウェルスフェロイドプレートにより充填速度が16倍になります
• 事前にプログラムされたプロトコルにより、ユーザーによるエラーとユーザー間でのばらつきを低減できます
• ピペッティングの高さおよび速さを制御することにより、正確な液体の取扱いが可能であるため、デリケートな細胞またはヒドロゲルの損傷を回避することができます。
• 簡単に使えるため、トレーニングは不要です