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ASSIST PLUSがあなたをピペッティング作業から開放します
INTEGRA社の最新の革新的製品である、小型のASSIST PLUSピペッティングロボットは、手頃な価格でピペッティングの反復作業を効率化し、ほとんど全てのラボにおいて、作業の自動化を実現します。INTEGRA社のすべての電動マルチチャンネルピペットと組み合わせて、再現性の高い、ミスのない処理を実現し、手動での反復的なピペッティング作業は不要となります。
リキッドハンドリング作業を簡略化します
サンプルのリフォーマット、段階希釈作業、アッセイプレートの準備作業、いずれにおいても、ASSIST PLUSピペッティングロボットが有用です。
- リフォーマット - ASSIST PLUSを導入することで、単調で、作業ミスが起こりやすいリフォーマットの作業が容易になります。 VOYAGERピペットをセットすれば、臨機応変にチップ間隔の調整を行うことができ、マルチチャンネルのサンプルのリフォーマット(例えばチューブからプレートへ)では、シングルチャンネルのピペットを使用した場合と比べ、最大12倍高速で処理することが可能です。
- 段階希釈 - 手動での段階希釈は、高度な集中力とピペッティングのスキルを要します。ASSIST PLUSは、段階希釈の再現性の向上をもたらし、作業ミスを防ぎます。そして、チップ表面に付着した化合物が次の列の希釈液へと混入することを極力防ぐため、化合物を移す毎にチップを交換することができます。
- プレートへの分注および試薬の添加 - アッセイプレートの準備には、通常、複数のサンプルおよび緩衝液または培地を添加する必要があります。ASSIST PLUSの柔軟な容器デッキの設計により、チューブ、容器、プレート等がセット出来、アッセイプレート準備のための複数段階の分注が一度に可能です。
優れた結果と、比類のない人間工学を実感してください
ASSIST PLUSによる自動化ピペッティングのプロセスでは、安定したピペッティング角度、一定のチップ深度、正確なウェルの位置把握を実現しています。操作を行う人ごとに生じる変動や人的エラー(行飛ばしや、空気吸引など)を無くすことで、プロセスのコントロール精度が高まり、一連の作業の一貫性が向上し、ピペッティング作業による結果が向上します。
ピペッティング作業が長引くと、そのピペットがどんなに軽量化されたバランスのよい物であっても、作業者には身体的な負担がかかります。ASSIST PLUSを使用し、これらの作業を自動化することで、ピペッティング作業の身体的な負担を軽減し、RSI(反復運動過多損傷)を防ぎます。
ASSIST PLUS自動マルチチャンネルピペッティングが提供する機能:
- ウェル内の正確なチップ先端位置制御
- 最適なチップ浸漬深さ
- 安定したピペッティング角度
- ピペッティング速度の制御
- エラーなしのピペッティング作業
- ピペットプログラムを厳守
プログラミングは容易で専門の作業員はいりません
多くのアプリケーションでは、プレートへの分注や段階希釈作業のような基本的なピペッティング手順が必要です。このような基本的な手順は、あらかじめ定義された手順をメニューから選択し、値を選択あるいは入力するだけです。直感的に操作できるタッチホイール方式で直接ピペットに入力することができます。
より複雑なピペッティング作業には、プログラミングの専門知識がなくても数回のクリック操作でプロトコルを作成できる、シンプルで直観的なグラフィカルユーザーインターフェイスを備えたVIALABソフトウェアを活用してください。複雑なプロトコルを必要とする場合には、VIALINKを活用することで、高い自由度でステップバイステップのピペッティングプログラムを作成することができます。VIALABまたはVIALINKで作成したプログラムは、コミュニケーションスタンドを介してピペットに容易に転送できます。
ASSIST PLUSの比類なき価値を見出しましょう
ピペッティングロボットは、多くのラボにとって大きな投資です。ASSIST PLUSピペッティングロボットは、比類なき柔軟性を手頃な価格で提供するだけでなく、その運用には専門の作業員や複雑なプログラミングを必要としません。ASSIST PLUSはユニークなデザインにより決して時代遅れになることがありません - 新しいアプリケーションが必要な時には別のINTEGRAピペットに付け替えるだけです。使わなくなったピペットは、もちろん通常の電動ピペットとして継続して使用できます。
INTEGRA社では、4チャンネルから16チャンネルまでの幅広い電動マルチチャンネルピペットを提供しており、0.5〜1250μlの液体を、正確かつ精密に移送することが可能です。つまり、アプリケーションに最適な容量範囲を常に選択できます。また、例えばチューブからプレートへサンプルのリフォーマット、あるいはさまざまな種類の実験容器の使用等チップ間隔の調整が必要な場合、VOYAGERピペットであれば、自動あるいはボタンにタッチするだけで変更を行うことができます。
幅広い種類の実験容器に対応できます
ASSIST PLUSは、チューブから、横向きおよび縦向きの384ウェルプレートに至るまでの数多くの種類の実験容器と互換性があります。今後さらに多くのアダプターが提供される予定です。
ASSIST PLUSには、INTEGRA社のマルチチャンネルのリザーバー(10、25、100 mlの容量で超低デッドボリューム)や、より大容量のオートメーションフレンドリーリザバーが使用できます。
ASSIST PLUS は以下の機器と共に使用できます:
- 0.5、1.5、 2.0 mlのマイクロ遠心チューブ – 搭載と保管を容易に行うため、取り外し可能なキャリアーに最大48本のチューブを収納します。
- 0.2ml PCRチューブおよび96または384ウェルPCRプレート - アルミニウム製の冷却用ラックは、0.2ml PCRチューブのホルダーとして機能し、試薬の冷却を保ちます。このラックは、PCRプレートも収容できます。
- 15 mlの遠心チューブ – ASSIST PLUSは*15 mlの遠心チューブも使用できます。(*ピペットのチップはチューブの最底部には届きません)
- 10、25、100、150、300mlの試薬用のリザーバー - デッドボリュームを最小限に抑えるように設計されています。