ASSIST PLUS分注ロボットで アグリテック研究開発プロセスの一貫性を高める

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ASSIST PLUS分注ロボットで アグリテック研究開発プロセスの一貫性を高める

アグリバイオテック企業のBW Fusionは、1989年に微生物学者・植物生理学者のフレッド・ファーリー氏によって設立された、フロリダ州を拠点とする環境微生物学系企業「Biodyne」として始まりました。同社は当初、ガス田や原油流出事故が起きた場所などから微生物を単離し、土壌を浄化して環境問題を解決することに力を注いでいました。やがて、バイオレメディエーションはバイオ肥料によって補完されるようになりました。そして、植物の成長と健康の分野へと展開し、農業分野にも進出を果たしました。この間、BW Fusionのラボサービスもまた、品質管理業務から新製品開発やプロセス最適化のための研究開発組織へと、変革を遂げました。現在、同社の研究室ではベンチトップ式バイオリアクターを多用し、プロセスのスケールアップモデル&スケールダウンモデルを探求するとともに、生物学的および非生物学的製品とさまざまな微生物との互換性をテストしています。

今のラボに求められるリキッドハンドリングソリューション

ラボの役割が飛躍的に拡大したことで、既存のリキッドハンドリングのキャパシティでは、すべてを達成することがますます難しくなってきました。そこで、INTEGRAのピペットソリューションと自動化ソリューションのメリットを探求することにしました。発酵学者のザック・ビドル氏は次のように説明します:「私たちはもともとEVOLVEシングルチャンネルピペットを使っていました。このピペットとチップの品質は、私たちが以前使っていたものよりもはるかに優れていました。私たちの研究開発プロセスの多くでは、マイクロ遠心チューブとマイクロプレートとの間で移し替える作業が数多くありますが、プレートの間隔はものによってまちまちです。そのため、シングルチャンネルピペットで何度も個別の移し替えを行うことになり、とても時間がかかっていました。しかし、VOYAGERチップ間隔可変電動ピペットを購入したことで、この問題に対処することができました。まさに世界を変える画期的なツールになりました。このピペットは直感的に操作でき、間隔を調整するのもとても簡単で、異なるフォーマットの実験器具間で複数のサンプルを同時に移動させることができます」。

研究の生産性を向上させる自動化

BW Fusionは、ワークフローを合理化するとともに、研究開発パイプラインのコスト効率を高める方法を常に模索しています。これらのプロセスにおいて、段階希釈とプレーティングは、ハイスループットなマイクロプレートベースのアッセイとともに重要な要素です。こういったルーチン作業は自動化するのにぴったりです。VOYAGER電動ピペットはBW Fusionの研究室に大きく貢献することがすでに証明されていたため、今回もINTEGRAのツールを頼りにするのは自然なことでした。INTEGRAの担当者がASSIST PLUS分注ロボットのデモをするために同社の研究室を訪れ、チームはASSIST PLUSのメリットを学び、実際にサンプルを使って使い勝手を体験することができました。ビドル氏は続けて言います:「私たちは、スループットをどんどん高めることに焦点を当てるにつれ、時間を節約するためには自動化が不可欠であることに気づきました。ASSIST PLUSとVOYAGERのコンビネーションによって実現するプロセスの合理化は目を見張るものがあります。フルタイムのスタッフを、手間と時間のかかる手動ピペット作業から解放すると同時に、毎回まったく同じようにタスクが実行されるようになるため、希釈用チューブの充填や段階希釈のような作業に欠かせません。アッセイの構築という点では、まだまだ改善の余地があるのは明らかですが、単純にいくつかの雑務を自動化することで、スタッフはサイエンスにぐんと集中できるようになりました」。

Zach Biddle
写真提供BW Fusion

ポイントは使いやすさ

BW Fusionのチームは、VOYAGERとASSIST PLUSの導入は簡単で、その自動処理のメリットをすぐに享受できることに気づきました。「複雑さはシステム導入の障壁になりかねません。システムが複雑であれば、手に負えなくてスタート地点に立つことすらできないのではないかと人々は不安になるからです」とビドル氏は話します。「VOYAGERとASSIST PLUSの使い方はとても簡単で、たった半日のトレーニングで使いこなすことができました。ソフトウェアは直感的に使えるオープンプラットフォームで、無料で使用できるため、ラボの誰もが自分のコンピュータにそれをインストールして、自分独自のプロセスを簡単に構築することができます。極めつきは、コンピュータ上でプログラムをシミュレートして、何が起こるかを正確に示すことができる点です。このおかげで、プロトコルをモデル化してプログラミングのエラーを特定・修正することができます。それにより、時間と試薬の浪費を避けることができるので、最高です。複雑なものに優美なシンプルさをもたらしてくれました」。

アリコートも簡単に

BW Fusionはまた、INTEGRAのピペットや自動化ソリューションに加えて、DOSE ITペリスタルティックポンプPIPETBOY GENIUSセロロジカルピペットコントローラーにも投資しています。同社のチームは、DOSE ITペリスタルティックポンプが、バイオリアクターからの液体の迅速で効率的な除去や、ペトリディッシュへの無菌で安定した分注が重要となるTSAプレート調製に理想的であることを発見しました。PIPETBOY GENIUSは、培養フラスコへのハイボリュームなセロロジカルピペット作業に非常に有用であることが証明されていることから、少量の等量分割液を何度も面倒な方法で移し替える必要がなくなります。ビドル氏はそのメリットを次のように説明します:「DOSE ITとPIPETBOY GENIUSは素晴らしい働きをしてくれています。私たちはDOSE ITを、バイオリアクターから液体をポンプアウトしたり、TSAプレートを調整したりする以外にもたくさん使っており、とても汎用性が高いです。例えば、フィールドトライアルのためにサンプルを送る場合は、ボトルの容量が均等で一定であること、そして、輸送中も内容物が無菌であることが不可欠です。DOSE ITをフットペダルと一緒に使えば、この課題に素晴らしい解を与えてくれます。必要な量に設定すれば、すべての容量が同じであると確信できます。一度に200本のボトルを準備する場合、セロロジカルピペットを使うよりはるかに速く完了します。一方、PIPETBOY GENIUSは培養フラスコの調製に非常に便利で、一度に100mLを分注することができます」。

一貫性が成功を導く

どのような研究開発プロセスにおいても、一貫性は欠かせません。なぜなら、信頼できる結果を得るためには、各タスクが毎回まったく同じように、ぶれなく実行されることが不可欠だからです。「一貫性は私たちの実験にとって極めて重要な要素です。一貫性がなければ、たとえある人が素晴らしい結果を出したとしても、他の人がそれを再現できないという状況になりかねません。INTEGRAのソリューションのおかげで、私たちのワークフローに再現性と一貫性を組み込むことができました。これは、とても大きなメリットです」とビドル氏は結びました。

Zach Biddle
写真提供BW Fusion

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