· 製品ニュース
微生物学研究室における培地の調製と分注の自動化
微生物学研究室では、いまだに手作業で行われている作業の数が大きなボトルネックとなっています。培地調製を含め、こうした日常業務の多くは定型的で、より価値の高い活動から多大な労力と時間を奪っています。新しいアプローチは、手作業の量を限定し、主要プロセスを自動化することで、研究室のスループットを大幅に向上させる可能性を秘めています。INTEGRA Biosciencesは、既存ワークフローとシームレスに統合でき、ニーズの変化に応じて簡単に拡張できる製品群を提供しています。これらの製品を使用することで、研究室の規模を問わず、大型で複雑なロボットシステムに投資することなく、時間を節約し、スループットを向上させることができます。
INTEGRAのMEDIACLAVEとMEDIAJETがワークフローをいかに効率化するか
MEDIACLAVE 10/30培地滅菌装置は、MEDIAJET全自動培地分注・混釈装置と統合することで、培地調製とプレート充填を自動化するためのシームレスな閉鎖系ワークフローを構築することができます。プロダクト・マネージャーのジェラルド・ポッシュの説明によると:「これらの製品を組み合わせることで、培地からすぐに使えるプレートまで、ハンズフリーのワークフローが実現します。MEDIACLAVEは培地を均一に攪拌・滅菌し、MEDIAJETによってその培地が自動的にシャーレに分注されます。このプロセスを自動化することで、研究室は大きな一歩を踏み出すことができ、時間を節約し、汚染のリスクを減らし、一貫性を向上させることができます。」
WELLJETによるマイクロプレートフォーマットの自動化
現代の微生物学実験は、小型化されたフォーマットで行われることが増えています。「シャーレから6、12、24、又は96ウェルのマイクロプレートに移行する研究室が増えています。これらのフォーマットでは、INTEGRAのWELLJET試薬ディスペンサーを使用して、個々のウェルに培地を充填することができます。MEDIAJETと同様に、WELLJETもMEDIACLAVEに直接連結することができます。最近、これらの製品をさらに良好に連動させるための新しいアクセサリーを発売しました」とジェラルドは説明しました。
マイクロプレートに培地を分注する際の重要な課題は、寒天は冷えると重合し、特に細いチューブやノズルでは詰まりやすくなることです。「マイクロプレートへの培地分注を自動化することで、時間を大幅に節約できる可能性があります。当社は寒天を分注する際の課題を認識しており、その課題に対応できるようWELLJETを広範囲にテストしました。WELLJETの便利な点は、最高80℃までの温度で分注することができ、このような高温でも安定した量と高品質の培地を供給が可能なことです。」
研究室とともに成長する自動化装置
INTEGRAの自動化ソリューションは拡張可能な設計で、研究室の要求に応じて成長し、変化します。ジェラルドは、このような充填の自動化ソリューションの他にも、革新的なツールによって微生物学ワークフローの研究室を効率化する機会をいくつか見出しています:「PIPETBOY GENIUSピペットコントローラーも、微生物学研究室の日常業務を簡略化する機会になります。連続分注機能は実に便利で、シャーレや培養チューブへの再現性の高い充填を保証することにより等量分注を改善し、同時に技術者にとってより優れた人間工学を提供します。SWITCHハイブリッドピペットのような他のピペットソリューションも、より少量が必要な作業において同様の利点を持ち、シンプルなワークフローの改善を通じて微生物学研究室の生産性を向上させます。」