試薬分注をMTTアッセイワークフローに応用する

試薬分注をMTTアッセイワークフローに応用する

ポスター

MTTアッセイは、代謝活性の測定による細胞生存率、細胞増殖、細胞毒性の決定に使用されます。MTTアッセイには細胞と試薬をマルチウェルプレートに分注するステップが複数含まれるため、試薬ディスペンサーの使用により実験の一貫性と再現性を高めることができます。このポスターでは、WELLJET試薬ディスペンサーをMTTアッセイワークフローに組み込む方法と、それに欠かせないアイテムの一覧を説明します。

MTT assay workflow

必須アイテム

アイテム備考
WELLJETディスペンサーINTEGRAのWELLJET試薬ディスペンサー、ないしはスタッカー式ディスペンサーは、MTTアッセイワークフローの複数の分注ステップを担います。WELLJETを使用すると、細胞を適切な濃度で穏やかに播種することができます。MTTアッセイのその後のステップでは、細胞培養培地、MTT溶液、DMSOを何枚ものマルチウェルプレートへ分注します。
EasySnapTM分注カセットWELLJETのEasySnap分注カセットには、寸法の一貫した成型シリコーンチューブが使用されており、各チャンネル、各実験で常に正確な量の分注を実現します。EasySnap分注カセットには、プロトコールの柔軟性を最大限に高めるため、8チャンネルと16チャンネルの2つの形式があります。
細胞培養培地細胞生存率を最適化するには、対象とする細胞のタイプに最適な細胞培養培地を使用する必要があります。
MTT溶液アッセイ開始時にMTTをPBSで希釈します。溶液は特徴的な黄色になります。生細胞のミトコンドリアはMTTをホルマザン結晶に還元します。この反応が起こると溶液が紫色に変わります。
DMSO細胞にMTTを添加してインキュベーションし、残留MTTを含む細胞培養培地を除去した後、DMSO(ジメチルスルホキシド)を細胞に添加して、生細胞によってMTTが還元されることで形成されたホルマザン結晶を溶解させます。
プレートリーダープレートリーダーにより、各ウェルの500~600 nmの吸光度を測定します。吸光度が高いほど、すなわち溶液の色が濃いほ ど、各ウェルに存在する代謝活性を有する生細胞の数が多いことを示します。

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