
INTEGRA製品とのラボインテグレーション
接続性の向上によるワークフローの合理化
時間を節約し、かつてない生産性レベルをご体験ください
「コネクテッド」テクノロジーの急速な進化により、デジタル化は多くのライフサイエンス企業の将来に向けた最重要点となりました。自動化は実験室にワークフローのデジタル化と無人運転化を実現する機会となり、生産性と信頼性の両方を向上させます。ところで、INTEGRAの電動ピペットと液体ハンドリング装置をお客様がご使用されるインテグレーテッドソリューションに組み込むことができるのをご存知でしたか。
INTEGRAでは自動化がもたらす機会を認識し、お客様がお使いのINTEGRA製品をより広範なコネクテッドラボソリューションに組み込むお手伝いをするため、APIコマンドのツールボックスを開発しています。これらのコマンドにより、Bluetoothまたは有線接続を介した双方向通信が可能となり、その結果、他のデジタル化された実験室のワークフローの一部とのシームレスなインテグレーションが確保され、テーラーメイドソリューションの開発に要する時間が短縮されます。
インテグレーションがもたらす可能性のある効果
- • デジタル化された実験室のワークフローの各ステップを繋ぐことにより、操作者の手間を省くことができ、生産性が向上します。
- 中央集中型データベースまたはLIMSにデータが直接自動入力されるため、事務処理が削減され、トレーサビリティが向上します。
- 機器の遠隔管理により、最大の稼働時間と最適なメンテナンス習慣を実現します。
当社は、APIコマンドとハードウェアを提供することでお客様のインテグレーションプロジェクトのお役に立てることを光栄に思います。
INTEGRAピペットを自動化されたワークフローへインテグレートする
当社は、独立したインテグレーション専門家またはお客様の社内インテグレーション専門家の支援を得て、お客様が新規または既存のINTEGRA製機器と併用するためのAPIパッケージを提供することができます。当社は現在までに、下記の製品向けのAPIパッケージを開発して、Bluetoothまたは有線接続を介した、ユーザーの自動ワークフローとの双方向インテグレーションを提供した実績があります。
稼働中の自動化
INTEGRAは、既にAPIパッケージを提供することで、インテグレーションプロジェクトを世界各地で支援しています。その例をここでご紹介させて頂きます。
BCEIA 2019
BCEIA 2019において、「Lab of the Future(未来の実験室)」展示品の一部として、シングルチャンネルVIAFLO電動ピペットがインテグレートされました。
"BCEIA 2019: Introduction to Connecting Laboratories"の動画をYouTubeで見る
Analytica 2020
96ウェルプレート内での単純な希釈の実施を目的に、チップ間隔の変更が可能な8チャンネルVOYAGERピペットが、LabOperatorで作成されたワークフローに組み込まれました。
"Webinar: Laboratory of the future @ analytica2020: Easy pipetting of 96 well microplates"の動画をYoutubeで見る
Labforwardのウェブサイトへ行ってもっと知る
慶應義塾大学
東京にいる研究者が、複数のマルチチャネルVIAFLOピペットを完全自動化ロボットワークフローに組み込みました。
IUTA (Institute for Energy and Environmental Technology)
IUTA は、細胞増殖抑制剤試験用に VIAFLO シングルチャンネルピペットをインテグレートしました。