適切なリザーバーで高価な試薬を節約し、無駄を削減

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適切なリザーバーで高価な試薬を節約し、無駄を削減

円滑なピペッティングおよびデッドボリュームの削減

こうした状況をふまえて、新しい12ウェル試薬リザーバーの発売をお知らせできてたいへん嬉しく思います。各セクションは最大3 mLの容量があり、特許取得済みのSureFlo™アンチシーリングアレイ(リザーバーの底面にある一連の微小な溝)がデザインされています。 したがって、ピペットチップの目詰まりや真空が生じる心配をする必要はありません。試薬は確実かつスムーズに吸引されるため、フィルターやピペット本体に飛沫が入り込む心配がありません。つまり、交差汚染やピペッティング精度の低下、ピペットメンテナンスの増加につながりうる問題を防ぐのです。液体の偏った貯留を防ぐために、独自配合で実現した親水性表面処理を組み合わせることで、新しいリザーバーは高価な試薬や低容量サンプルの無駄を大幅に削減します。

12 Channel Reagent Reservoir with reusable base

希釈およびチューブからプレートへのトランスファー

この新しいリザーバーは、幅広い液体処理アプリケーションに最適ですが、9mmのリザーバーウェル間隔がプレートのウェル間隔と一致するため、96ウェルプレートの行や列全体へサンプルのマルチチャンネルピペッティングを行う場合には特に有用です。また、連続希釈にも最適であり、シングルチャンネルピペットを使用してリザーバー内で12ウェルの希釈をすべて実施すること、または個々のサンプルを各ウェルに加えてから、マイクロプレートに移してその中で希釈することができます。 

INTEGRA Biosciencesの12チャンネル試薬リザーバー

幅広いオプション

この新しいリザーバーを開発する際に、あらゆることを考慮に入れることを試みました。そのため、使い捨てタイプの12ウェルインサートは標準のINTEGRAリザーバーベースに収まり、プラスチック廃棄物の削減だけでなくコストの節約にもなります。さらに、ウェル間隔9 mmのシングルチャンネルピペットまたはマルチチャンネルピペットにも対応しているので、ハンドヘルド使用またはASSIST PLUSピペッティングロボットと組み合わせて、EVOLVE手動ピペット またはVIAFLO電動ピペットのフルラインアップで使用できます。また、新しいリザーバーインサートには、ポリスチレン製または化学的適合性を向上したポリプロピレン製オプションがあり、インサートは個別包装され、滅菌され、30個入りバッケージにて提供されます。

 

したがって、デッドボリュームが大きいことや、貴重なサンプルを無駄にすること、貴重な時間を消費することを心配する必要はありません。ぜひ新しいリザーバーを試していただき、お客様の研究にもたらされる違いをご確認ください。さあ、今すぐ

12チャンネル電動ピペットによる連続希釈