HIV研究の加速化に向けて、フランス国立科学研究センターの研究チームがINTEGRAのVOYAGERを活用

HIV研究の加速化に向けて、フランス国立科学研究センターの研究チームがINTEGRAのVOYAGERを活用

フランス国立科学研究センター(CNRS)の研究グループの一つであるモンペリエヒト遺伝学研究所の研究員らは、HIV陽性患者の生活の改善に尽力しており、1990年代から治療法と疾患進行の研究を進めてきました。研究の1つの側面として、薬剤耐性変異を調べることによって、HIV潜伏感染細胞のダイナミクスを研究することがあります。

より深い理解を目指して研究を加速

CNRSの研究員らはHIV研究に必要なハイスループットを達成するために、VOYAGERチップ間隔可変電動ピペットを活用してPCRのセットアップと電気泳動ゲルのローディングの両方を行っています。このエキサイティングな新しい動画では、VOYAGERに搭載されている便利な機能を、研究員らが自身の研究にどのように活用しているのかをご覧いただけます。

この動画では、シングルチャンネルピペットの代わりに、チップ間隔が調整可能なマルチチャンネルピペットを使用した場合のメリットをご紹介しています。これまで1時間かかっていたチューブからマイクロプレートへのサンプルの移し替えを15分で行い、40分かかっていたゲルローディング作業をわずか5分に短縮できるようになりました。また、ボタンをひと押しするだけでチャンネルの間隔を変更できるため、フォーマットの異なるマイクロプレート間でのサンプルの分注も、1時間以上かかっていたものが10分へと大幅にスピードアップできます。このフレキシブルで便利なツールを利用することでプロセスが大幅に効率化でき、詳細なウイルス分析に必要な大規模スクリーニングを実施できるようになります。

チームの研究内容と、チームがVOYAGER電動ピペットを選んだ理由について詳しくお知りになりたい方は、次の資料をご覧ください。