ASSIST PLUSはフランス全国のHPV分子スクリーニングを支援します

· ユーザー証言

ASSIST PLUSはフランス全国のHPV分子スクリーニングを支援します

完全自動化ソリューション

検査機関では作業負荷の増加に対応するために、INTEGRAのリキッドハンドリングシステムを選ぶケースが増えています。ASSIST PLUSピペッティングロボットはHPVスクリーニングのような診断ワークフローに最適で、プロトコルの完全自動化を迅速かつ容易に行うことができます。フランスのル・マン市にあるメイン・ノルマンディー病理センター(Centre de Pathologie du Maine Normandie: CPMN)は、HPVサンプルの処理を行うために、フランスで初めてASSIST PLUSを導入したラボであり、現在はこのシステムがHPV検査向けにフランス国内の複数のラボで採用されています。CPMNの病理学者であるQuentin Breton博士は、ピペッティングロボットの購入理由を次のように説明しています。「私たちがASSIST PLUSを選んだのは、厳しい品質要件を維持し、ピペッティングエラーを回避しつつ、可能な限りHPV検査のプロトコルを自動化できるソルーションを求めていたからです。COVID-19パンデミックの期間にこの装置を購入しましたが、配送やセットアップに問題はなく、カスタマーサービスは素晴らしかったです。」

CPMNのASSIST PLUSには、サンプルをチューブからPCRプレートへ分注する際に使用するVOYAGERチップ間隔可変ピペットが装着されています。CPMN検査技師のMaria Falco氏は次のように説明しています。「私たちはPCR検査でサンプルやマスターミックスをチューブからプレートへ分注する際にASSIST PLUSを使用しています。さまざまなラボウェアフォーマットがありますが、チューブとプレート間を精密かつエラーなく分注することは難しく、シングルチャンネルまたはチップ間隔固定のマルチチャンネルピペットを使用して手動で行うために時間がかかりました。VOYAGERとASISST PLUSを組み合わせることで、これらの処理を自動的的かつ同時に処理し、その結果、非常に正確で再現性のある結果が得られ、ワークフロー全体を効率化することが可能になりました。」

ASSIST PLUS pipetting robot using the VOYAGER adjustable tip spacing pipette to aspirate liquid from Eppendorf tubes.

自動化されたプログラムでワークフローを簡素化

検査施設ではさまざまな高リスク型発癌性HPV(16型と18型を含む)を検出する核酸抽出増幅検査用の高リスクヒトパピローマウイルスDNA蛍光診断キット(High-risk Human Papillomavirus DNA Fluorescence Diagnostic Kit )(Sansure Biotech)を使用しています。このキットはPCRのセットアップ前に時間を要するDNA精製ステップを省くことができ、他の検査に比べてより迅速に結果が得られます。核酸抽出とPCRセットアップはASSIST PLUS上で1つのプログラムに統合されているため、ワークフローを大幅に簡素化するだけでなく、エラーのないピペッティングから優れた再現性を実現しています。このため、ラボではプロトコル上必要なライシスバッファーとマスターミックスに対応するためにINTEGRA分割リザーバーを使用して、一度に94個のサンプルと2つの対照を3時間以内に解析することが可能になります。リザーバーは、SureFlo™アンチシーリングアレイと独自の親水性表面処理によって、デッドボリュームを最小限に抑え、余分な試薬を無駄にしません。

ASSIST PLUSデュアルリザーバーホルダー

高い汎用性と堅牢な時間節約型装置

最近、フランス全国の臨床検査施設に約30台のASSIST PLUSシステムが設置されました。それらは主にCOVID-19検査用ですが、将来的にはHPVスクリーニングも実施する予定です。ASSIST PLUSの高い汎用性と堅牢性により、複数の異なるワークフローや用途に最適です。また、コンパクトなため狭いラボスペースでも役立ちます。Maria氏は「かなり大きなラボがあるのですが、ベンチが少ないため、ASSIST PLUSは私たちにはちょうどよいサイズです。」と付け加えました。

ASSIST PLUSの柔軟性により、ラボではスループットを向上させ、結果を得るまでの時間を短縮できるため、他の多くのワークフローで使用することを検討しています。「ASSIST PLUSはHPVサンプルの管理に欠かせない存在となっているだけでなく、他の分子生物学ワークフローへの導入方法についてもプランがあり、稼働を開始できれば素晴らしいです。」とQuentin博士は語っています。

 

1) https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/human-papillomavirus-(hpv)-and-cervical-cancer
Sample reformatting using ASSIST PLUS pipetting robot in combination with VOYAGER tip spacing pipette