INTEGRA Biosciences、厳しい市場にもかかわらず2024年も強固な地位を維持

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INTEGRA Biosciences、厳しい市場にもかかわらず2024年も強固な地位を維持

厳しい市場環境で発揮するアジリティと成長力

2024年後半以降、市場環境の見通しはより明るくなりました。上半期がやや低調であった理由は、COVID-19パンデミックに伴う新たな実験器具への投資が急増し、その後の購買力が低調に推移したためです。新たな実験器具の調達とは対照的に、消耗品の取引は正常化し、INTEGRA Biosciencesはその高い生産柔軟性のおかげで、こうした変動にうまく対応することができました。「当社のアジャイルな企業構造と生産における高い柔軟性は、この厳しい市場環境において決定的な強みであることが証明されました」とCEOのUrs Hartmannは強調しました。

世界的な事業拡大の面では、オーストラリア、ベネルクス地域、そしてアイルランドに販売支店を新設し、力強い成長を記録しました。一方、中国市場では実験器具の需要が大幅に減少しており、各市場における傾向の違いを物語っています。

INTEGRA Biosciences、厳しい市場にもかかわらず2024年も革新的な強みと成長力でその地位を維持
2024年、INTEGRAはオーストラリア、ベネルクス地域、アイルランドに新たな販売支店を開設し、現地のお客様との距離をさらに縮めました。

実験室の技術革新とスタッフの拡充が開発力を強化する

2024年に特に成功を収めたのは、世界的にもユニークなセロロジカルピペットコントローラーであるPIPETBOY GENIUSの発売でした。この技術革新により、実験室の作業者は同容量の液体をより迅速かつ正確に分注できるようになり、その結果、ワークフローの効率をさらに上げながら、エラー率を低下させることができます。

INTEGRA Biosciencesは、この革新的な強みを将来も維持し続けるため開発部門をさらに拡充し、2024年には20のポジションを新たに設けました。その結果、現在では全世界で80人の高度専門開発エンジニアと21人の研修生を含む614人を雇用しています。また、スイスのZizersにある本社では、新しい近代的な生物学研究所を稼働しています。「私たちのチームは、お客様のお役にたてるよう、実際の実験室条件下で新製品のアプリケーションの開発・テストを行っています。これは、当社が特に誇りに思っていることです」とHartmannは説明します。

PIPETBOY GENIUSES
新しいPIPETBOY GENIUSは、より迅速でより信頼性の高いピペット作業を実現します。

INTEGRAの新キャンパス竣工

INTEGRA Biosciencesは2024年夏、スイスに設けた新キャンパスをオープンハウス・イベントにおいて4日間にわたって一般公開しました。ミネルギー規格(Minergie standard)に基づいて建設されたこの場所は、将来を見据えた同社のアプローチを象徴しています。Hartmannは、「最新鋭の生産ラインとフレキシブルなワークステーションは、さまざまな職務に携わる従業員をひとつ屋根の下に集めるものであり、最高水準のイノベーションを実現しようというインセンティブになり続けるに違いありません」と言いました。

広々としたテラスを併設する館内レストラン「La Pipetta」は、毎日ディスカッションができる人気の交流の場としてすでに定着しています。竣工記念式典の間、INTEGRAの野外映画館は多くの人々を惹きつける場所となり、この地域のおすすめスポットとして有名になりました。そのため、この野外映画上映は2025年も継続されます。

INTEGRA
INTEGRAの2024年竣工の新キャンパスの外観。3,000m²の太陽光発電システムが導入されています。

サステナビリティへの取り組みのさらなる拡充

ZizersにあるINTEGRAの新キャンパスは、同社のサステナビリティの目標に大きく貢献しています。3,000m²の太陽光発電システムは、重要なマイルストーンとなることが証明されました。自家発電による太陽光電力の消費量は、すでに前年の3倍になっており、その発電量はスイスの一般家庭約80世帯分の年間電力消費量に相当します。INTEGRAでは輸送ルートの最適化もとりわけ成功を収め、スイスからの企業間航空貨物を約70%削減しました。サステナビリティ・オフィサーのUrsula Leutholdは次のように説明します。「この大幅な削減は、環境への負荷を体系的に削減しようという当社の取り組みが正しい方向に進んでいることを示しています。」

Ursula Leuthold
サステナビリティ・オフィサーのUrsula Leutholdは、INTEGRAのカーボンフットプリントを毎年削減し、ネットゼロへの道を歩むという目標に向かって一貫して取り組んでいます。

2025年に向けた確かな展望

「2025年には、2つの新製品投入に支えられて1桁台の高成長を見込んでいます」と、Hartmannは明かし、見通しは良好であると展望しました。INTEGRA Biosciencesは、イノベーションを推進し続ける一方で、今年は現行のITシステムに代わる新たなERP(企業資源計画)システムも導入します。これは、将来のあらゆる要件をサポートし、人工知能の分野で新たな可能性を切り開くものになるでしょう。Hartmannは次のように締めくくりました。「私たちは、社内の効率改善や新たな生産ラインに加え、従業員の研修や能力開発、特許製品開発にも的を絞った投資を続けていきます」。

Urs Hartmann
CEOのUrs Hartmanは将来の見通しは良好として、「2025年には、2つの新製品投入に支えられて1桁台の高成長が見込まれます」と展望します。

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