VIAFLO 96/VIAFLO 384プレート分注機を使用した未来の種まき

· ユーザー証言

VIAFLO 96/VIAFLO 384プレート分注機を使用した未来の種まき

CSP Labs社は大手の民間物病理学・遺伝子検査機関で、農家、種子会社、種苗会社、その他の企業向けに分析を行っています。この検査会社は、農業活動をサポートするために、種子、植物、および土壌の健康状態の検査のほか、ジェノタイピングや遺伝子スクリーニングも提供しています。CSP Labs社の生物学者であるSereysimundy Chheo氏は、CSP Labs社が提供するサービスの範囲について次のように説明しました。「当社が行うジェノタイピング業務の多くは耐性検査です。農家の方々は、特定の病原体、外来種、または昆虫に対して、作物が耐性を持っていることを確認したいと考えています。また、多くの企業が、冬でも丈夫に育つ、夏でも根の張りが良い、新しい風味を持つなど、好ましい特性を持ったハイブリッド物を作ろうと試みており、それが成功したかどうか評価するのに当社を利用します。これらの検査の核酸抽出やサンプル処理に、VIAFLO 96VIAFLO 384電動プレート分注機は欠かせません」

国際展開される農業検査

この汎用性の高い2496384チャンネルのピペットソリューションは、ピペットヘッドの交換が可能で、検査室は近年の大幅な需要増加に対応することができるようになりました。農業業界は常に生産性と革新性を高める方法を模索していますが、最近のCOVID-19のパンデミックは、検査室での多くの検査サービスに負担を強いることとなりました。その結果、CSP Labs社は幅広い顧客を獲得し、検査量が大幅に増えました。Sereysimundy氏は次のように述べています。「ここ数年で、当社の顧客基盤は大幅に拡大し、世界中の企業を含むようになりました。このことは、私たちのサービスがもはや特定の時期に限定したものではなく、一年中、大量のサンプルを処理するために懸命に稼働していることを意味します。当社はハイスループットの研究室とみなされており、INTEGRAは当社のプロセスを確実に効率化するために必要なピペットを提供してくれています」

Sereysimundy Chheo
写真提供 California Seed and Plant (CSP) Labs

生産性を高める

INTEGRAのピペットは使いやすく柔軟性が高いので、サンプル前処理、核酸抽出からPCRELISA検査に至るまで、検査室のワークフローのすべての段階にシームレスに組み込まれています。Sereysimundy氏は次のようにコメントしています。 VIAFLO 96VIAFLO 384は、いずれも操作部が高感度なタッチホイール機構で構成されており、非常に感的に使用することができます。これらのピペットは、当社の検査室で使用している8チャンネルおよび16チャンネルのVIAFLO軽量電動ピペットと同じ標準化されたボタンと機能を共有しているので、簡単に交互に切り替えることができます」

このシンプルで感的なデザインにより、検査室はVIAFLO装置を使用して複雑なワークフローを迅速かつ効率的に実施することができます。Sereysimundy氏は次のように続けました。「VIAFLO 96は、バッファーや溶液の移動および混合のほか、種子からDNARNAを抽出する際にも使用しています。また、VIAFLO 384 は、384ウェルプレートを使用した微量および大量の純粋なDNA分注するプロセスを加速させる上で役立っています。通常4時間かかる方法を最短2時間半で行えるようになります」

幅広いサービス

検査室が増大する検査需要に確実に対応できるようにするためには、精度と正確度がスループットと同様に重要です。VIAFLO 96およびVIAFLO 384分注機は単に生産性を高めるだけでなく、クロスコンタミネーションや人為的ミスのリスクを最小限に抑えながら、検査室スタッフの負担を軽減します。さらに、VIAFLOピペットはGRIPTIPS®ピペットチップに適合し、一貫したチップフィッティングが得られ、チップの緩みを防ぎ、ピペット作業の精度を高めます。「当社は結果を得るスピードや精度、正確さを確保する上でVIAFLO 96VIAFLO 384の機器を信頼しています。また、INTEGRAは定期的なサービスと迅速な対応、そして万が一何か問題が発生した場合にも優れた顧客サポートを提供してくれるので、当社は信頼性の高い検査を提供し続け、高い評価と顧客関係、そして信頼を維持することができます」とSereysimundy氏は締めくくりました。