iGEM 2022で受賞した遺伝子工学プロジェクトは VIAFLOピペットを使用

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iGEM 2022で受賞した遺伝子工学プロジェクトは VIAFLOピペットを使用

iGEMフローニンゲン2022チームは、効率の悪いワクチン接種の取り組みに代わる生合成に基づく代替法の作成を目標として、H5N1から鳥を守る新しい方法を開発することを目指しました。このプロジェクトの目的は、家禽の肺に自然に存在する細菌を特定し、それを遺伝子操作することによって、鳥インフルエンザ ウイルスを標的にして不活化することができるナノボディ、小型の単一ドメイン抗体を分泌するように改変することでした。ナノボディを産生する細菌をエアロゾルで鳥の肺に送り込むことによって、免疫を付与できる可能性があります。

iGEMフローニンゲン2022の主席研究員であるRonald van der Meulen氏は、この軽量のVIAFLO軽量電動ピペットがどのようにグループを支援したのかについて以下のように説明しました。「私たちの遺伝子工学ワークフローには様々なピペット作業が必要でした。VIAFLOシングルチャンネルピペットの使用は、PCR、ELISA、ウェスタンブロッティングを含むいくつかのステップを効率化するために極めて重要でした。これらは、私たちのプロジェクトを成功に導くため、すべてのピペット工程にとって主要なツールでした。」

Ronald van der Meulen

快適さと持続可能性を考慮したデザイン

VIAFLO電動ピペットは、緩みや液漏れ、脱落のないINTEGRAの幅広いGRIPTIPSピペットチップと組み合わせることによって、完璧な分注システムとなります。最小限の装着労力でチップをはめ込むことができ、正確な位置でしっかりと接続することができます。「VIAFLOは軽量で、楽しく作業ができる、人間工学に基づいたバランスの良いデザインです」とRonald氏は続けました。「このピペットをGRIPTIPSと組み合わせることによって、チップが所定の位置に確実にしっかりと固定され、効率と正確度を最大限に高めることができます。私たちは連続希釈機能も多用し(ピペットステップ数を限定することによって)時間を大幅に節約できたほか、連続希釈プレート1枚あたり1列のチップしか必要としないので、プラスチック廃棄物を減らすこともできました。」

「iGEM 2022におけるNanobuddyの成功は、主にVIAFLOピペットをGRIPTIPSと組み合わせることによって得られた効率の良さと正確度の向上のおかげでした。私たちのチームはこのピペットをとても楽しんで使用し、大会の目標を達成することができました。iGEMフローニンゲン2023グループが結成された際には、本学はこれらのピペットを再び使用し、昨年の金メダル獲得が再現されることを望んでいます」と Ronald氏は締めくくりました。

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