進化し続ける科学に研究室が確実に対応できるようにする方法をお探しなら、当社の幅広いリキッドハンドリング機器をおいて他にはありません。当社では、VIAFLO電動ピペットやVOYAGERチップ間隔可変電動ピペットをはじめ、ASSIST PLUS分注ロボットやWELLJET試薬ディスペンサーなどの革新的なソリューションを提供しています。これらの製品は、単にコンパクトでコスト効率の高いリキッドハンドリングソリューションとなるだけでなく、さらに高効率なワークフローへと統合することができ、貴重な時間とリソースを節約するとともに、プロセスにおけるトラブルを最小限に抑えます。

自動化の力を利用する

時間を要する手動プロセスや、結果をダメにしてしまいかねない人的ミスの可能性をなくすことができます。当社は、使いやすく信頼性の高い高品質な製品を提供することによって、実験室の反復作業や時間のかかる作業をなくし、科学的な発見を加速することを目指しています。当社の電動・自動リキッドハンドリングソリューションは次の特徴を備えています

• 毎回高い精度で試薬を分注し、実験の完全性を約束
• 手動ピペット作業に伴うばらつきをなくすことにより、一貫性と信頼性の高い結果が得られる
• 進化する研究ニーズに適応できる柔軟性
• 手頃な価格で長持ちする製品によるコスト効率の高いワークフローで、ダウンタイムがほとんど、ないしは全くない。

INTEGRAでラボインテグレーションを実現

自動化によって、スピードと精度が最適化できるだけでなく、デジタル化されたワークフローの構築が可能になります。実際、自動化技術の急速な進化に伴い、数多くのライフサイエンス企業がラボインテグレーションと接続性に大きく注目しています。

当社機器の機能の中核をなすのは、Bluetooth®または有線接続を介した双方向通信を可能にする包括的なアプリケーションプログラミングインタフェース（API）のコマンドセットです。この接続性の高さにより、お手持ちのINTEGRA製品をより広範な統合ソリューションに組み込め、お持ちのマスターソフトウェアと当社の機器とのシームレスな通信を可能にします。

例えば、WELLJETとASSIST PLUSを自動ワークフローに簡単に組み込め、高精度でミスのない実験が実現します。オランダを拠点とする著名なインテグレーション企業であるLab Services社は、下の動画で説明されているように、これら2つのユニットを制御するドライバーを開発することによって、両機器の自動化機能をすでに活用しています。

さらに、VIAFLOおよびVOYAGER電動ピペットを用いて、ピペットプロトコルをトレースしたり、ピペットデータを電子ノートに送ることも可能です。チーム、データ、装置、プロセスの接続性に特化したラボソフトウェア開発企業のLabforward社の動画をご覧ください。ドイツ・デュイスブルクにあるInstitute for Energy and Environmental Technology（IUTA; エネルギー環境技術研究所）が、細胞分裂阻害薬試験の品質保証のデジタルワークフローにおいて当社の電動ピペットをどのように組み込んでいるかをご確認いただけます。

また、当社のピペットは完全自動ワークフローで使用することもできます。例えば、日本にある慶応義塾大学病院・腫瘍センターでは、「まほろ」と呼ばれるロボットを使用してINTEGRAピペットを自動化し、研究室のDNA配列決定システムを高速化しています。

統合ソリューションで新たなレベルの生産性を実現

ラボインテグレーションによって、コマンドをリモートで定義・実行することが可能になり、ワークフローを具体的な要件に合わせるための完璧なソリューションが得られます。例えば、Lab Services社は、INTEGRAのリキッドハンドリング製品をリモートで操作するためのソフトウェア、PlateButler®を開発しました。これにより、研究者は新しい分注プログラムを定義・保存したり、ユニットに保存済みのプログラムに遠隔からアクセスでき、効率、信頼性、およびスループットが向上します。

科学の課題に対して共に取り組む

当社は、オートメーション企業のBiosero社を含む様々な革新的な組織と提携しており、当社の機器はあらゆる「コネクテッド」ラボソリューションとのインテグレーションが可能です。当社の電動・自動リキッドハンドリングソリューションは、実験室の実験を効率化するために必要なツールと機能を備えています。さらに、当社の機器を完全に自動化・デジタル化されたワークフローに統合することにより、時間の節約、コストの削減、最高水準の結果の信頼性と再現性など、当社の機器の利点を最大限に引き出せます。インテグレーションの力を解き放ち、手間がかかる部分を当社のリキッドハンドリングソリューションに任せることで、研究者は最も重要な科学研究に集中できます。